相互理解。

2002年11月11日
土曜の夜は、直樹と二人で薫の帰りを待った。
帰ってきた薫に、今までの迷惑を謝罪して
問題が解決した事を告げ、改めてあたしは
薫に着いていくことを伝えた。

薫は最初のうち、小さく頷きながら直樹の話を聞いていたけど
そのうち、ポタポタと涙が流れてきて
声を上げて泣き出してしまった。

ずっと泣くのを我慢して、あたし以上に悩んだだろうね。
直樹も、熱心に薫に謝っていた。
あたしは、どんな言葉をかけていいのか判らなかった。

「二人とも、もう何も心配せずに仲良くな」
と言って直樹は帰っていったけども…。

よく考えたら、直樹の家だし
そろそろあたしも、元の生活に戻らなきゃと思う。

そう思ってる事を薫に伝えようとしたけども
疲れ切ったのか、薫はソファで眠っていた。
ずっと気を張ってたから、みんなで理解し合えて
ほっとしたんだろうね。

あたしに常に優しい薫に、償いの意味も込めて
もう少し一緒に生活していようと思う。

いっぱい、甘やかしてあげようと思う。
 
 

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