解決。

2002年11月10日
土曜日の朝、病院から帰ってきて
薫は出勤。

お昼に直樹が帰ってきた。
薫も了承しての、直樹との再会。
直樹はあたしの体をものすごく心配してくれた。

結局、あたしと薫と直樹の3人の問題のように見えるけども
実際の所は、あたし一人の問題なのかもしれない。

せっかく直樹と会えたんだけども
あたしは正直なところ、落ち着かなかった。
二人きりでいるのに、前みたいに寄り添ったり出来なかった。

あたしは、ただ直樹の本音を知りたかった。
薫からあたしを奪う気持ちがあるのかどうか…。
でももし、あると言われても困る。
あると言われたら、どうやって止めようか…。
…と言うより、ないと言われるような予感がしてた。

案の定
「兄貴から奪うような気持ちにはなれんわ」
と言われた。
付け加えて
「おまえを抱いても、おまえの中身は薫の存在だらけやったわ」
とも言われた。

本当、その通りなのかもしれない。

「やっと、解決って感じじゃない?」
と直樹は笑って言った。

あたしの気持ちも、やっとやっと楽になった。
薫が帰ってきたら、ちゃんと話さなきゃね。

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